ここ最近の高校野球のユニフォームの規定ってどうなっているのか、最新のルールや注目チームの事例を交えてわかりやすく解説します。
この記事では、高校野球で定められているユニフォームやパンツのルール、そして大会で実際に使用されている注目校のユニフォーム進化にも迫ります。
ルールってちょっと堅苦しく感じるかもしれないけど、実はカッコいいユニフォームを作るうえで知っておかないていけない規定があります。
「どんな色までOK?」「パンツの形に決まりってあるの?」「あの学校のユニ、なんであんなに目立つの?」っていう疑問も、このページを見ればスッキリ解決。
2025年の甲子園で話題となった栃木県代表【青藍泰斗】高校のユニフォームが、なぜオッケーなのかも理解できますよ!
高校野球ユニフォーム規定の基本ルールまとめ
結論から言うと、高校野球ユニフォームの基本ルールは「上下同じ色で、目立ちすぎないデザインであること」がポイント。
それでは以下のとおり、深堀りして見ていきましょう。
- ユニフォームカラーの規定とは?
- 上下別カラーはなぜ禁止されているのか
- 配色に関する柔軟性とその範囲
- 派手なユニフォームはどこまで許される?
- 変更する際の手続きやタイミング
① ユニフォームカラーの規定とは?
ユニフォームの色は「上下シャツとパンツが同じ色」であることが大前提。
ボクが調べたところ、日本高野連のルールでは「上下の色がバラバラなツートンカラーはNG」としっかり書かれてるんだ。
たとえば、シャツが赤でパンツが白、みたいな組み合わせはダメってこと。

ボクはカープファンなんだけど、カープみたいなユニフォームは高校野球ではNGなんですな。
でも意外なことに、色自体に「この色はダメ!」みたいなルールはないんだそう。
紫でも黄色でも、赤でも一応OKらしい。
ただ、あんまり派手な色だったり、見る人にびっくりされるようなデザインの場合は、県の連盟とかに事前に確認が必要なんだって。



んーでも、そしたら紫とか黄色はNGっぽいんだけどなぁ
シンプルだけど、自由度もちゃんとあるっていう、ちょうどいいバランスになってる感じがするよね〜。
② 上下別カラーはなぜ禁止されているのか
上下の色がバラバラなユニフォームは、プレーの公平性や視認性を下げるから禁止されている。
たとえば、パンツだけ白で、シャツだけ紺とかにしちゃうと、遠くから見て誰がどのポジションにいるのか分かりづらくなる・・・んだって。
高校野球はプロとは違って、「誰でも分かりやすく」っていうのが大事なんです。
それに、ユニフォームが複数デザインあると、学校や保護者の費用負担も大きくなる。
「なるべくお金をかけすぎず、シンプルにしようね」っていうのが日本高野連の基本スタンス。
ゴチャゴチャしないための、優しさみたいなルールなんだろうけど、まぁ高校生らしいユニフォームって表現が落ち着くかな。
③ 配色に関する柔軟性とその範囲
色の組み合わせには「けっこう自由」がある。ただし、上下の統一感はマスト。
上記で説明したとおり、高校野球のユニフォームって、実は「色の制限」はそこまで厳しくないです。
黄色(?クリーム色)の星稜高校や、スカイブルーの横浜商みたいに、パッと目を引く色もルール上は問題なし。
でも、大事なのは「シャツとパンツが同じ色かどうか」



あ、山口県の下関国際は他の野球部と比較すると「派手」の部類に入りますね。!
昔の日本ハムにソックリ!!
この一点さえクリアすれば、色味はかなり自由度があるのが面白いですよね。
とはいえ、奇抜すぎると審判や観客に影響が出るかもしれないから、最終的には連盟がチェックすることもあるんだって。
ちょっとドキドキだけど、工夫のしがいがありますよね。
④ 派手なユニフォームはどこまで許される?
「形はしっかり守れば、色やデザインは派手でもOK」なのが現在のルール。
最近の高校野球では、プロっぽいカラーや斬新なデザインのユニフォームがどんどん増えてる。
たとえば紫を基調にしたオイスカ浜松国際とか、かなり目立つけどルール的には問題なし。
大事なのは、試合中に相手チームや審判が混乱しないこと。
もしも心配なデザインだったら、大会本部や県連盟に相談して「このユニフォームでOKですか?」って事前に聞くのがベスト。
ちなみに派手な色がOKだからって、今のところ蛍光ピンクとか金ピカのユニフォームは聞いたことがありません。
見た目がド派手でも、ちゃんと事前チェックがあるから安心感はあると思います。作った後に「やっぱダメです!」ってことはないですから。



栃木県の青藍泰斗高校のユニフォームは、DeNAベイスターズを彷彿とさせる鮮やかなブルーですね。
下記の記事では、そんな青藍泰斗高校のユニフォームについて解説しています。
ぜひチェックしてみてください。


⑤ 変更する際の手続きやタイミング
ちなみにユニフォームを変えるなら「大会ごとに1種類だけ」ってルールを守る必要があります。
つまり、1つの大会で「今日はローマ字バージョン、明日は漢字バージョン」みたいな着回しはNGってこと。
新しいユニフォームを作ったとしても、すぐに使えるわけじゃなくて、大会が始まる前に登録しておく必要がある。
そして、県の高野連や大会本部にちゃんと届け出するのも大事。
そうしないと「そのユニフォームはまだ認められてません!」って言われちゃうのです。
高校野球ユニフォームパンツの規定とは
高校野球で使えるユニフォームパンツは「3タイプまでで、形にもルールがある」のが基本です。
それでは下記のとおり見ていきましょう。
- 公式戦で使用できるパンツの形とは?
- レギュラー・ショート・ショートフィットの特徴
- 使用不可のストレート・バギータイプ
- パンツの長さと着こなしの決まり
- フィット感とパフォーマンスの関係
- パンツの下に履くアイテムの注意点
① 公式戦で使用できるパンツの形とは?
高校野球で公式戦に使えるパンツの形は「レギュラー・ショート・ショートフィット」の3つだけ。
それ以外の「ストレート」や「バギー」タイプは、かっこよくても公式戦では使えないって決まってる。
「なんかプロっぽくてイケてる!」って思うかもしれないけど、試合に出られなかったら本末転倒だよね。
使っていい形は決まってるから、チームでそろえるときは注意して選ぶのがポイント。
しかも、選べるタイプそれぞれにメリットがあるんだよ!
ボクも最初、バギータイプかっこいい〜!って思ってたけど、高校じゃNGだったんだよね…。
② レギュラー・ショート・ショートフィットの特徴
3タイプのパンツ、それぞれ特徴があるから、自分の動きやすさに合わせて選ぶといいよ。
- レギュラー:膝下までカバーする長さで、がっちりした作り。スライディングとかで破れにくくて安心感あり。初心者にもおすすめ。
- ショート:膝上までの長さで軽やか。スピード重視で、走るのが得意な人向け。
- ショートフィット:めちゃピッタリしてて、ぴたっ!って感じ。体のラインが出るから筋肉を見せたいタイプの人に人気があるんだって。
どれも公式戦OKだけど、チームでデザインを統一しなきゃいけないから、バラバラだとダメ。
学校によっては指定されてることもあるから、そこもチェックしないとね!
ボクはショートフィットのピチッと感、けっこう好き(笑)
③ 使用不可のストレート・バギータイプ
ストレートやバギータイプは「見た目がカッコよくても、公式戦では使えない」。
これは完全にルールで決まってることだから、練習では使えても、試合ではNG。
バギータイプはダボっとしてて、めっちゃ動きやすそうなんだけど、ユニフォームの統一感とか見た目の規律を大事にする高校野球ではNGなんだ。
あと、ストレートタイプも「大人っぽくてオシャレ!」って人気あるけど、残念ながら使用不可。
ルールに沿ってないパンツだと、大会に出られない可能性もあるから要注意!
ボクの先輩、知らずにバギー履いてて、試合前に慌てて借りてた…ドタバタ~って感じだったよ。
④ パンツの長さと着こなしの決まり
パンツの裾の長さは「自由に折り返してOK」だけど、だらしなく見えないようにするのがルール。
たとえば、極端に短くしてふくらはぎ丸出しとか、逆に引きずるくらい長くするのはアウト。
ソックスの見せ方もある程度チームごとに決まってたりするし、伝統ある学校だとかなり厳しいところもある。
見た目ってチームの印象にも関わるから、長さや着こなしも「清潔感」と「統一感」を大事にするのがポイント!
ボクはピシッと折り返してソックス見せるスタイル、なんかスポーツマンぽくて好き!
⑤ フィット感とパフォーマンスの関係
パンツのフィット感は、パフォーマンスにもめちゃくちゃ影響する!
大きすぎるとスライディングで引っかかるし、小さすぎると動きがキツくてムズムズ…ってなる。
最近は筋肉を強調したくて、わざとサイズ小さめを選ぶ選手も多いらしいけど、ケガの原因になることもあるから注意が必要。
素材もストレッチ性のあるタイプが人気で、動いたときに「ググッ」と伸びる感覚が気持ちいいんだよね〜。
自分に合ったサイズで、しかも伸びる素材を選ぶのがベスト!
ボクも新しく買ったショートフィット、スパーン!って感じでめっちゃ快適!
⑥ パンツの下に履くアイテムの注意点
野球やってる人ならご存じのとおり、ユニフォームの下には「スライディングパンツ」っていうインナーを履くのが基本です。
これにはクッションがついてて、お尻とか膝を守ってくれる。
特にキャッチャーは中に「セーフティカップ」が入れられるタイプが必須。
このパンツは下着としてもOKだし、下着の上から履くのもアリ。
好みで選べるけど、ポイントは「ムレにくくて、動きを邪魔しないこと」。
あと、色はユニフォームから透けないように白やグレーが無難。
ボクは夏の大会のとき、黒いの履いててバレて怒られたことあるんだよね…(しょんぼり)。
注目校に見る高校野球ユニフォームの進化
最近の高校野球では、「個性派デザインのユニフォームがどんどん登場してる」のが注目ポイント。
- 紫がまぶしいオイスカ浜松国際
- 浜松開誠館のグレーデザイン
- 青藍泰斗のDeNAカラーデザイン
- 無骨な智辯和歌山ユニフォーム
- スタイリッシュな帝京
① 紫がまぶしいオイスカ浜松国際
オイスカ浜松国際高校野球部(静岡県)は、紫色のユニフォームが話題。
ボクが最初に見たとき、「えっ、紫!?すごっ!」って、思わず二度見したくらい。
実はこのユニフォーム、2024年に校名が変わったのに合わせてリニューアルされたもので、監督さんの「選手が着たくなるユニフォームを作りたい」っていう想いが詰まってるんだって。
デザインの参考にしたのは、広島の社会人チーム「伯和ビクトリーズ」。
ちょっと異色なカラーだけど、球場ではめちゃくちゃ目立つし、選手のテンションも上がるみたい。
新しい時代の「映えるユニ」って感じで、ボク的にもアリだと思う!
② 浜松開誠館のグレーデザイン
浜松開誠館のユニフォームは、グレーに赤いロゴがビシッと決まったクールなデザイン。
このユニフォーム、2018年に変更されたもので、なんとアメリカのプロ野球・ダイヤモンドバックスをイメージしてるんだとか。
監督も「このユニフォームが着たい!って思えるようなものにしたかった」って語ってて、まさに狙い通り。
主将の子も「中学のころから印象に残ってて、着たとき気持ちがブワッと高まる」って話してた。



ボクもグレーのカラーリングはシブくてかっこいいと思うな~。一瞬、広島カープユニにも見えるかな。
③ 青藍泰斗のDeNAカラーデザイン
青藍泰斗高校といえば、横浜DeNAベイスターズを思わせる鮮やかなブルーのユニフォーム。
このカラー、実は地元では「DeNAカラー」って呼ばれるくらい有名で、ファンの間でも注目されてる。
パンツとシャツの青がキラッと光ってて、光の角度によってはちょっとメタリックっぽく見えるんだよね。
しかも、ロゴもシンプルで、色のインパクトを際立たせるデザインになってる。
派手すぎないけど個性がある、っていうバランスが絶妙で、ボクも「これ欲しい!」って思っちゃった。
選手も「プロみたいでテンション上がる!」って言ってるらしく、まさに気持ちが乗るユニ!


④ 無骨な智辯和歌山ユニフォーム
智辯和歌山のユニフォームは「伝統」と「強さ」がセットで伝わる、赤のラインと漢字ロゴが印象的。
胸にバシッと書かれた「智辯」の文字、あれが球場で見えると「強そう~」って思うよね。
どこか“昭和っぽさ”も感じるけど、それが逆に新鮮でかっこいい。
見た目はシンプルなんだけど、毎年甲子園で活躍する姿が印象に残ってて、「あのユニフォーム=強豪校」ってイメージがバッチリついてる。
ちなみに智辯和歌山は、2024年・2025年と2年連続で「選手宣誓」をされました!
こちらの記事では、どうやって選手宣誓を決めるのか解説しています。


⑤ スタイリッシュな帝京
帝京高校の縦縞ユニフォームは、プロ野球の阪神タイガースを思わせるような、キリッとした印象が特徴。
縦縞って、なんとなく「王道」って感じで、体のラインもスッキリ見えるから、スタイルもよく見えるんだよね。
特に白地に黒の縦縞は、どんな体型の選手でも「強く見える」って効果があるらしくて、心理的にもかなり大きい。
それに、ユニフォームのデザインが変わらないってところも、伝統を大切にしてる感じがして、ボクはすごく好き。
「これぞ高校野球の王道!」って思わせてくれる、そんなデザインだよ!



ちなみに、とんねるず石橋貴明さんが番組で着ている帝京高校のユニフォームもカッコいいですよね!
まとめ:【高校野球】ユニフォーム規定は上下同色ならOK!
高校野球のユニフォームには、上下が同色であることや、大会ごとに1種類のみ使うといった明確なルールが定められています。
ただし色そのものに厳しい制限はなく、紫やスカイブルーなど個性あるデザインもOKとされています。
パンツに関しても、レギュラー・ショート・ショートフィットの3タイプが公式戦で認められ、ストレートやバギーは使用不可とされています。
また、スライディングパンツやベルト、着こなしにもポイントがあり、パフォーマンスや安全性に関わる重要な要素になっています。
さらに、オイスカ浜松国際や浜松開誠館、智辯和歌山、帝京など、ユニフォームを通してチームのカラーや気持ちを表現している学校も注目です。
公式ルールを理解しつつ、自分たちらしいユニフォームを選ぶことで、高校野球がもっとアツく、もっと楽しくなるはずです。