プロ野球ファンなら思わず見入ってしまうあこがれのプロ野球チアガールの仕事内容や給料について気になったことはありませんか?
本記事では、プロ野球チアガールの役割や仕事内容、各球団のチアガールの給料の違い、そしてチアガールになるためのポイントを徹底解説します。
「ヴィーナス」や「ハニーズ」などのチームごとの給料事情や、オーディションの内容まで詳しく紹介しているので、プロ野球の華やかな舞台裏を知りたい方はぜひお読みくださいね。
プロ野球のチアガールの給料と仕事内容
プロ野球ファンが気になるチアガールのあれこれを、以下の3つの内容にまとめました。
- 給料の内訳と報酬の詳細
- プロ野球のチアガールの役割と仕事内容
- 仕事内容の具体例:試合中のパフォーマンスとイベント進行
それでは一つずつ見ていきましょう。
① プロ野球のチアガールの給料の内訳と報酬の詳細
プロ野球のチアガールの給料は、球団や活動内容によって大きく異なります。
試合に出演した際の日給のほか、練習日やイベント出演時にも報酬が支給されます。
例えば、福岡ソフトバンクホークスの「ハニーズ」では、1試合あたり約2万円の報酬があり、練習日やイベントによってさらに収入が増えることもあります。
月収は多い場合で30万円を超えることもありますが、活動頻度によっては10万円程度にとどまることもあります。
② プロ野球のチアガールの役割と仕事内容
プロ野球のチアガールは、試合を盛り上げるための重要な存在です。
彼女たちは試合中のパフォーマンスを通じて、観客と選手に活力を与え、試合の間も観客の興奮を維持します。
主な役割は、試合前のオープニングや、試合中のインターバルでのダンスパフォーマンス、そして試合後のファンイベントへの参加です。
チームの広報活動として、地域イベントやテレビ出演などを行うこともあります。
③ 仕事内容の具体例:試合中のパフォーマンスとイベント進行
試合中のパフォーマンスは、ファンにとっても大きな楽しみのひとつです。
通常、3回終了時、5回のウーハーダンス、7回のラッキーセブン、そして試合後の勝利ダンスといった様々なパフォーマンスを担当します。
また、ファンとの交流イベントや、地域の祭りやテレビ番組への出演も含まれます。
イベントの進行役としても活躍するため、ダンスだけでなく、コミュニケーション能力や多様なスキルが求められます。
各球団のチアガールの給料の違い
ここでは、主だった球団におけるチアガールの給料の違いを見ていきます。
- 巨人・読売ジャイアンツの「ヴィーナス」の日給
- ソフトバンク「ハニーズ」の給料事情
- 他球団との比較:月収や年収の違い
① 巨人・読売ジャイアンツの「ヴィーナス」の日給
読売ジャイアンツの「ヴィーナス」は、1試合あたりの日給が15,000円ほどで、交通費込みで支給されます。
彼女たちは東京ドームでの試合を中心にパフォーマンスを行い、イベント出演やファンとの交流イベントにも積極的に参加しています。
1か月あたりのホームゲームはおおよそ10回前後であり、月収は15万円程度が一般的です。
② ソフトバンク「ハニーズ」の給料事情
福岡ソフトバンクホークスの「ハニーズ」は、プロ野球のチアガールの中でも高待遇のチームです。
1試合あたりの報酬は約2万円であり、練習日やイベント出演時にも手当が支給されます。
ホームゲームが多いシーズンには月収30万円を超えることもありますが、出演の機会やオーディションでの選考によっては、収入に差が生じることもあります。
③ 他球団との比較:月収や年収の違い
他の球団でも、給料の水準は日当制が一般的です。
巨人の「ヴィーナス」やオリックスの「BsGirls」では、1試合あたりの日給が1万円から1万5千円程度となっています。
年収に換算すると、10万円から150万円の範囲であり、正社員としての雇用ではないため、安定した収入にはなりにくいのが現実です。
各球団のチアガールの紹介
それではプロ野球各球団のチアガールの詳細を紹介します。
- 読売ジャイアンツのチアガール【ヴィーナス】
- 広島東洋カープのチアガール【?】
- 阪神タイガースのチアガール【Tigers Girls】
- ヤクルトスワローズのチアガール【Passion】
- 横浜DeNAのチアガール【diana】
- 中日ドラゴンズのチアガール【チアドラゴンズ】
- 福岡ソフトバンクホークスのチアガール【ハニーズ】
- 西武ライオンズのチアガール【bluelegends】
- オリックスバファローズのチアガール【BsGirls】
- 千葉ロッテのチアガール【M☆Splash!!】
- 東北楽天ゴールデンイーグルスのチアガール【東北ゴールデンエンジェルス】
- 日本ハムファイターズのチアガール【FIGHTERS GIRL】
1. 読売ジャイアンツのチアガール【ヴィーナス】
読売ジャイアンツの公式チアリーダーである「ヴィーナス」は、華やかさとチームへの強い愛情を持つチームです。
彼女たちは主に東京ドームでの試合でパフォーマンスを行い、試合の合間には観客と共に球場を盛り上げます。
「ヴィーナス」の給料は日給15,000円ほどで、交通費込みで支給されることが一般的です。
シーズン中はイベントやファン感謝デーにも出演し、チームの広報活動も担当しています。
2. 広島東洋カープのチアガール【?】
広島東洋カープには、他球団のようなチアガールチームは存在しません。
その代わりに、ホームランガールという特別な役割が設けられており、シーズンを通じて花束贈呈などの役割を果たしています。
このホームランガールもファンからは親しまれており、カープ独自のスタイルとして知られています。
3. 阪神タイガースのチアガール【Tigers Girls】
阪神タイガースの「Tigers Girls」は、甲子園球場を舞台に活躍するチームです。
彼女たちは試合中のパフォーマンスだけでなく、球団の広報イベントにも積極的に参加しており、地域とのつながりも大切にしています。
ダンスパフォーマンスはもちろん、ファンとの交流イベントも頻繁に行われ、球団の象徴的な存在です。
4. ヤクルトスワローズのチアガール【Passion】
ヤクルトスワローズの「Passion」は、明るく元気なパフォーマンスが特徴のチームです。
主に神宮球場でのホームゲームを中心に活動し、チームの勝利をファンと共に喜びます。
地域貢献活動やヤクルトスワローズのPR活動も盛んで、試合のない日でも忙しく活動しています。
5. 横浜DeNAのチアガール【diana】
横浜DeNAベイスターズの公式チアガールチーム「diana(ディアーナ)」は、スタジアムだけでなく、地域社会にも大きな影響を与えています。
幼稚園など地域の施設を訪問する活動も行い、横浜の子供たちにも親しまれる存在です。
試合中のパフォーマンスはもちろん、チームへの貢献も高く評価されています。
6. 中日ドラゴンズのチアガール【チアドラゴンズ】
「チアドラゴンズ」は、中日ドラゴンズを象徴する存在として1997年に結成されました。
名古屋ドームでの試合を中心に活動し、試合中のパフォーマンスに加えて、地域イベントやファン感謝デーにも登場します。
25年以上の歴史を誇り、球団ファンにとっては欠かせない存在です。
7. 福岡ソフトバンクホークスのチアガール【ハニーズ】
福岡ソフトバンクホークスの公式チアガール「ハニーズ」は、試合中のパフォーマンスはもちろん、メディアや地域イベントにも頻繁に出演しています。
「ハニーズ」のメンバーは、1試合ごとに約2万円の報酬を受け取ることが多く、月収は30万円を超えることもあります。
その待遇の良さから、ホークスのチアリーダーは高い人気を誇っています。
8. 西武ライオンズのチアガール【bluelegends】
西武ライオンズの「bluelegends」は、ジャズやヒップホップを取り入れたダンスパフォーマンスが特徴的です。
試合の合間に披露されるフラッグを使ったパフォーマンスはファンの注目を集めています。
彼女たちは球場だけでなく、地域貢献活動にも力を入れています。
9. オリックスバファローズのチアガール【BsGirls】
オリックスバファローズの「BsGirls」は、2022年のシーズンに新たにメンバーを加え、CDデビューも果たした活発なチアチームです。
彼女たちはダンスだけでなく、歌も披露するなど、多彩なエンターテインメントを提供しています。
10. 千葉ロッテのチアガール【M☆Splash!!】
千葉ロッテマリーンズの「M☆Splash!!」は、2004年に結成されたチームで、2022年には19年目を迎えました。
27名のメンバーが揃い、スタジアムでのパフォーマンスは圧巻です。地域イベントにも参加し、地元ファンとの強い絆を築いています。
11. 東北楽天ゴールデンイーグルスのチアガール【東北ゴールデンエンジェルス】
東北楽天ゴールデンイーグルスの「東北ゴールデンエンジェルス」は、球場でのパフォーマンスだけでなく、地域貢献や福祉活動にも熱心に取り組んでいます。
楽天ファンの結婚式にまで登場することもあり、ファンとの距離が非常に近いチアチームです。
12. 日本ハムファイターズのチアガール【FIGHTERS GIRL】
「FIGHTERS GIRL」は、日本ハムファイターズの公式チアリーダーとして、ファンとチームをつなぐ架け橋的存在です。
シーズン中には多くのイベントやパフォーマンスをこなし、チームの一員として重要な役割を果たしています。
プロ野球のチアガールになるためのポイント
ここでは、プロ野球のチアガールに興味を持っているお子さんを持つ親御さんにとって気になる情報を、以下のとおり3つのポイントを紹介します。
- オーディションの内容と採用基準
- 必要なスキル:ダンス技術と社交性
- 雇用形態と契約条件
① オーディションの内容と採用基準
プロ野球のチアガールになるためには、各球団が実施するオーディションを通過する必要があります。
このオーディションでは、ダンススキルだけでなく、チームへの愛情やファンとのコミュニケーション能力が重視されます。
多くのチームでは、年齢制限やダンス経験の有無なども考慮されることがあり、競争は非常に激しいです。
② 必要なスキル:ダンス技術と社交性
チアガールに求められるのは、まずは高いダンス技術です。
特にチアダンスやヒップホップ、ジャズダンスの経験が求められることが多く、ダンス経験者が有利となります。
加えて、ファンと積極的にコミュニケーションを取る社交性や、笑顔で元気を振りまく明るさも重要な要素です。
③ 雇用形態と契約条件
プロ野球のチアガールは、正社員としての雇用形態ではなく、アルバイトや契約社員としての雇用が一般的です。
多くの球団では、1年契約であり、毎年オーディションを経て再選考が行われるため、安定した職ではありません。
そのため、ダンスインストラクターや他のイベント出演などで副収入を得ているチアガールも少なくありません。
まとめ
プロ野球のチアガールは、試合を盛り上げる重要な役割を果たしており、ダンスパフォーマンスやファンとの交流イベントなど多岐にわたる仕事をこなしています。
また、気になるプロ野球のチアガールの給料は、球団によって異なります。
読売ジャイアンツの「ヴィーナス」は日給15,000円、福岡ソフトバンクの「ハニーズ」は1試合あたり約2万円が支給されます。
チアガールになるには、オーディションでの厳しい選考を突破する必要があり、ダンス技術や社交性も重要です。
また、雇用形態は契約社員やアルバイトが一般的で、副収入を得ながら活動している人も多いのが現状です。
各球団とも、毎年チアガールの募集をしているわけではないので、どうしてもチアガールになりたいのであれば公式サイトを定期的にチェックするようにしましょう。