日本シリーズの引き分けは過去何回あった?延長12回からの第8戦などルールも解説

日本シリーズの引き分けは過去何回あった?
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日本シリーズでの引き分け試合は、シリーズ全体の流れを大きく左右する重要な出来事です。

過去1950年から2023年の439試合で何回引き分けがあったかというと、なんと9回しか発生していないのです。

特に1986年には、唯一の第8戦が行われ、その激戦は日本シリーズ史に残る名勝負となりました。

この記事では、「日本シリーズ 引き分け 過去」というテーマに焦点を当て、これまでの歴史的な引き分け事例や、それがシリーズにどのような影響を与えたのかを詳しく解説します。

引き分けがもたらすチーム戦略やファンへの影響についても掘り下げていますので、ぜひ最後までお読みください。

もくじ

日本シリーズにおける引き分け試合の歴史とその影響

日本シリーズにおける引き分け試合は、1950年の開始以来、非常に稀な出来事として数えられます。

過去の日本シリーズでの引き分けは9回のみで。

ここからは、過去の引き分け試合の事例とその影響について、以下の内容で振り返っていきます。

  • 日本シリーズでの引き分け試合
  • 1953年:初の引き分け試合
  • 1986年:唯一の第8戦まで進んだシリーズ
  • 2018年:広島対ソフトバンクの引き分け
  • 引き分け試合がもたらす影響

日本シリーズでの引き分け全試合データ

引き分け数年:戦対戦スコア
11953年:第3戦読売ジャイアンツ2-2南海ホークス
21957年:第4戦西鉄ライオンズ0-0読売ジャイアンツ
31962年:第3戦東映フライヤーズ2-2阪神タイガース
41975年:第1戦阪急ブレーブス3-3広島カープ
51975年:第4戦阪急ブレーブス4-4広島カープ
61986年:第1戦西武ライオンズ2-2広島カープ
72010年:第6戦千葉ロッテ2-2中日ドラゴンズ
82018年:第1戦ソフトバンク2-2広島カープ
92022年:第2戦オリックス3-3ヤクルト

1953年:初の引き分け試合

試合結果
第1戦●読売ジャイアンツ-南海ホークス○
第2戦○読売ジャイアンツ-南海ホークス●
第3戦△売ジャイアンツ-南海ホークス△
第4戦○読売ジャイアンツ-南海ホークス●
第5戦○読売ジャイアンツ-南海ホークス●
第6戦●読売ジャイアンツ-南海ホークス○
第7戦○読売ジャイアンツ-南海ホークス●

日本シリーズでの最初の引き分け試合は、1953年に行われた巨人対南海(現・ソフトバンク)の第3戦です。

巨人がリードしていたものの、南海が8回に同点に追いつき、その後、雨天コールドで試合が終了。

これが引き分け試合として記録されました。この試合は、日本シリーズがいかに予測不可能で、引き分けがどれだけ珍しいかを示しています。

1986年:唯一の第8戦まで進んだシリーズ

試合結果
第1戦△西武ライオンズ-広島カープ△
第2戦●西武ライオンズ-広島カープ○
第3戦●西武ライオンズ-広島カープ○
第4戦●西武ライオンズ-広島カープ○
第5戦○西武ライオンズ-広島カープ●
第6戦○西武ライオンズ-広島カープ●
第7戦○西武ライオンズ-広島カープ●
第8戦○西武ライオンズ-広島カープ●

日本シリーズで唯一第8戦まで行われたのが、1986年の西武対広島戦です。

シリーズ初戦は引き分け、そこからカープが3連勝で優勝王手。

ただ…、そこから西武ライオンズの怒涛の追い上げ、からの逆転優勝…。この特別な試合は、ファンや選手にとっても忘れがたい出来事となりました。

西武が勝利を収め、シリーズ優勝を果たしましたが、引き分けがシリーズ全体に与えた影響は計り知れません。

秋山幸二選手の同点ホームランからのバク宙でホームインて…。

ノリオ

ちなみにボクは広島カープファンなのでこの試合を鮮明に覚えています。

2018年:広島対ソフトバンクの引き分け

試合結果
第1戦△ソフトバンク-広島カープ△
第2戦●ソフトバンク-広島カープ○
第3戦○ソフトバンク-広島カープ●
第4戦○ソフトバンク-広島カープ●
第5戦○ソフトバンク-広島カープ●
第6戦○ソフトバンク-広島カープ●

2018年の日本シリーズ第1戦でも引き分けが発生しています。

広島カープとソフトバンクの試合が延長12回、2-2のまま決着がつかず、引き分けに終わりました。

この試合は、両チームが互いに譲らない激しい戦いであり、シリーズの流れに大きな影響を与えました。

広島カープは上記で紹介したとおり、1986年にも引き分け試合を経験しているので、チームもファンも嫌な予感がよぎったのではないでしょうか。

結局、マツダスタジアムでソフトバンクの優勝を見届けてしまいましたからね。

引き分け試合がもたらす影響

引き分けがもたらす影響は選手の体力だけでなく、戦略や精神面にも及びます。

例えば、引き分けによって次の試合に向けた準備や選手のコンディション管理が一層重要になります。

また、試合が決着しないことで、ファンや選手にとっての緊張感が続き、プレッシャーが増すことも少なくありません。

日本シリーズにおける引き分け試合の戦略的影響

  • 引き分けが与える戦略の変化
  • 延長戦や引き分けによる心理的影響
  • 今後の日本シリーズにおける引き分けの展望

引き分けが与える戦略の変化

引き分けが発生すると、チームの戦略に大きな影響が及びます。選手の疲労を考慮し、次の試合にどのようなメンバーで臨むか、監督の腕の見せ所です。

また、シリーズが長引くと疲労が蓄積し、選手の体力やパフォーマンスが勝敗に直結します。

引き分け後の試合は、どのようにリカバリーするかが鍵となります。

延長戦や引き分けによる心理的影響

引き分けや延長戦が長引くと、選手だけでなくファンにも大きな心理的プレッシャーがかかります。

試合が決着しないことで、次の試合への期待感と緊張感が高まります。

特に、日本シリーズのような大舞台では、1つの引き分けがシリーズ全体の雰囲気を大きく変えることも少なくありません。

今後の日本シリーズにおける引き分けの展望

引き分けは日本シリーズにおいて非常に稀ですが、今後もその可能性は常に存在しています。

シリーズが進む中で、引き分けがどのようにシリーズの流れに影響を与えるか、また、引き分け後の戦略がどのように展開されるかが注目されます。

まとめ

日本シリーズにおける引き分け試合は、シリーズの流れを大きく左右する重要な要素です。

1953年から2018年までに9回しか発生しておらず、その稀少性がシリーズをさらに特別なものにしています。

特に1986年のシリーズでは、第7戦が引き分けに終わり、シリーズ史上唯一の第8戦が行われました。

この激戦は、日本シリーズの歴史に刻まれる名勝負となり、ファンや選手にとっても忘れられないものとなりました。

引き分けは、選手や監督、ファンにとって特別な緊張感と期待感を生み出す要素です。

今後の日本シリーズでも、引き分け試合がどのような影響を与えるのか注目が集まることでしょう。

日本シリーズの引き分けは過去何回あった?

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