春のセンバツや夏の甲子園といった高校野球大会でプラカードを持つ人の条件、実はとても奥が深いんです。
プラカード係はなぜ市立西宮高校の生徒なのか、男子生徒が選ばれるようになった背景や、春と夏で全然ちがうルールまで徹底解説しています。
さらに「書の甲子園」の書道部員が書く春のプラカード文字の秘密もばっちり紹介。
この記事を読めば、甲子園の行進シーンが何倍もアツく見えてくること間違いなし。
甲子園プラカードの雑学をマルっと知って甲子園観戦を楽しみましょう。
甲子園でプラカードを持つ人はどんな条件があるの?

甲子園でプラカードを持つ人は、市立西宮高校の生徒が選ばれています。
この伝統的な役割には、下記のとおりいくつかの条件や理由があるんです。
- 市立西宮高校の生徒が持つ理由
- 戦後から続いた伝統
- 男子生徒が選ばれるようになった理由
- 式典誘導係の正式な選び方
- 同じ制服で統一
- プラカードを持つ人がかわいい子が多い?
- 夏の甲子園と春のセンバツではプラカードを持つ人の条件って違うの?
① 市立西宮高校の生徒が持つ理由
一番の理由は、甲子園球場の地元にある高校だから。
市立西宮高校は兵庫県西宮市にある公立高校で、球場からもアクセス抜群。

大会運営側にとっても、近くの学校が担当することで打ち合わせや練習がしやすいんだよね。
しかも制服がビシッと決まってるので、行進の雰囲気もシャキッと引き締まる!
地元とのつながりを大切にする意味も込められている。

ボクが西宮の高校生だったら、ぜったいに一度はやってみたい役目だな~とワクワクするよ。
② 戦後から続いた伝統
戦後すぐの1949年から、この「式典誘導係」は始まりました。それからずーっと、市立西宮高校の生徒がプラカード係を務められています。
一度決まった伝統は、なんだかんだでズバッと守られるもの。「甲子園の顔」として、ずっと続いている役目ですよね。
この役割が今も続いていること自体が、ちょっと感動モノでボクも歴史の重みをヒシヒシ感じます。
③ 男子生徒が選ばれるようになった理由
もともとプラカード係は女子生徒だけの役割だったけど、最近はガラッと変わったんだ。
2023年から性別の制限がなくなって、男子生徒も応募できるようになりました。
時代の流れって言うのかな、公平なチャンスが広がって、実際に男子生徒も選ばれました。
ジェンダーフリーが進んでいる今の社会を反映されたのでしょうか、いい意味ですごくポジティブな変化だと思います。
男子生徒が校旗を持ったり、女子生徒と一緒に練習している姿もニュースで話題になりましたよね。
④ 式典誘導係の正式な選び方
式典誘導係は、市立西宮高校の1・2年生を中心に、毎年大規模な選考会で選ばれます。
選考会はピリッとした緊張感があって、ウォーキングや姿勢、礼儀などを見られるんですよ。
2023年は約240人が応募して、129人が選ばれました。そのうち男子は6人。
選ばれた子たちはみんなテンションアゲアゲでピカピカの笑顔が印象的でした。
プラカードを持つ担当、旗を持つ担当など、それぞれの役割がキッチリと分かれているんですよ。



そういえば、選手宣誓の選び方を知っていますか?
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⑤ 同じ制服で統一
プラカード係の生徒は、全員が市立西宮高校の制服で揃っています。これがまたズラリと並ぶとカッコいいんですよね。
行進の時の統一感がググッと増して、まるでファッションショーみたい。
夏の太陽の下、同じ制服がキラキラと映えるのも甲子園の名物のひとつです。おそろいって、やっぱり青春っぽくていいな~とボクは思う。



逆にみんなバラバラの制服で統一感がないと、チグハグしちゃいますからね。
⑥ プラカードを持つ人がかわいい子が多い?
ネットやSNSでは、「プラカード係=かわいい子が多い」という声を見ます。
でも、実際は見た目だけで選んでるわけじゃなくて、歩き方や礼儀、笑顔、全体の雰囲気が大事。
その結果、容姿だけじゃなくて、佇まいとかも含めて「かわいい」「かっこいい」人に見えるんだと思います。
やっぱり「青春キラキラ」って感じで、自然とさわやかで魅力的に見えるんだろうなぁ。



ボクも高校生に戻ったら、あの制服で行進してみたい…なんて、ちょっとだけ憧れます。
⑦ 夏の甲子園と春のセンバツではプラカードを持つ人の条件って違うの?
ズバリ、夏と春では大きな違いがあります。
夏の甲子園は市立西宮高校の生徒が「全員分」担当するのに対し、春のセンバツ(選抜大会)は各出場校の生徒がプラカードを持って行進します。
この違いも知ってると「通」っぽくて面白いよね。



ボクも「春と夏でプラカード係の雰囲気全然ちがう!」って気付いて調べたんです。
春・夏それぞれのプラカードを持つ人
- 春のセンバツ→各出場校の生徒
- 夏の甲子園→市立西宮高校の生徒
甲子園のプラカードに関わるQ&A
甲子園のプラカードに関する細かい疑問に、以下のとおりズバッと答えます。
- 甲子園のプラカードのサイズは?
- 甲子園のプラカードの持ち方は?
- 甲子園のプラカードの字体は?書道部が書いてるの?
① 甲子園のプラカードのサイズは?
甲子園のプラカードは、遠くからでもバッチリ見えるように大きめサイズです。
具体的には、【幅およそ50cm、高さ30cm】と言われています。
持つ部分はしっかりしてて、歩きながらプラカードが揺れたりしないように、工夫されているんです。
実際にプラカードを持ったことがある生徒さん曰く、見た目よりも意外とズッシリ重いんだって!
② 甲子園のプラカードの持ち方は?
プラカードは、胸の高さで両手できちんと持つのが基本スタイルです。
腕はピンと伸ばして、真っすぐ前を向いて歩く。行進のリズムに合わせて、プラカードもピシッと保つのが大切。
これが意外とムズカシイらしいんだけど、練習すれば「スイスイ」できるようになるみたい。
③ 甲子園のプラカードの字体は?書道部が書いてるの?
甲子園のプラカードに書かれる校名は、遠くからでも見えるように、とにかく見やすさ重視で作られています。
白地に黒文字、しかもハッキリくっきりなゴシック体や明朝体が多くて、遠くのスタンドからでもパッと目に入りますよね。
実は、春のセンバツ高校野球では、このプラカードの校名を書くのに、めちゃくちゃアツい裏話があるんです。
なんと「国際高校生選抜書展」、通称「書の甲子園」で各地区の優勝校に輝いた高校の書道部が、毎年プラカードの校名を書いているそうです。
まさに全国の【書道エリート】たちの魂がこもった文字が、甲子園で躍動しているんです。
太さやバランスもピシッと整えて、「ズバッ」と目立つ校名に仕上がっています。
夏の大会も見やすいフォントだけど、春は特に「書のプロ」が書いた本気の一枚!
思わず「へぇ~!」って唸ってしまうトリビア的な裏話を知ると、プラカードを見る目もガラッと変わりますよね。
まとめ:甲子園のプラカードを持つ人には条件があった
甲子園のプラカードを持つ人には、地元・市立西宮高校の生徒が伝統的に選ばれています。
ただ、戦後長く続いた伝統を良い意味で打ち破って、性別にとらわれず選ばれるようになったのは、社会の変化をそのまま表しているなとボクは感じます。
とはいえ、みんな同じ制服で統一感がバッチリ、姿勢やマナーもピカイチですよね。
春のセンバツでは、「書の甲子園」こと国際高校生選抜書展の優勝校書道部員が校名を一枚一枚手書きするエピソードも超アツい。
夏と春でルールが違うのも、実は甲子園マニアにはたまらないポイント。
こうした伝統や新しい風がミックスされて、甲子園のプラカードは今日もスポットライトを浴びています。
甲子園でプラカードを持った人は、貴重な体験ができて今後の人生にも活きてくることでしょうね。