グーナーとは気持ち悪いファンではないです!サッカーおたくなら知っておきたい雑学を紹介

グーナーとは気持ち悪い
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ヨーロッパサッカーファンの間でよく耳にする「グーナー」という言葉。

グーナーとは、ズバリ「アーセナルFCのサポーター」を指す愛称です。アーセナルと言えば、Jリーグ名古屋グランパスエイトでも指揮したベンゲル監督や元日本代表の稲本潤一氏が思い浮かびます。

この記事では「グーナー」の由来やアーセナルの歴史について解説します。

アーセナルファンであることを誇りに思う方々がどのようにしてこの呼び名を得たのか、そしてその愛称がどれほど深い意味を持つのかを探っていきましょう。

もくじ

グーナーとは【アーセナルファンの愛称】

上記でお伝えしたとおり、アーセナルファンのことを親しみを込めてグーナーと呼びます。

まずは下記3つの「知っておきたいグーナー」について見ていきましょう。

  • グーナー=アーセナルのファンのこと
  • アーセナルがガナーズと呼ばれる背景
  • アーセナルサポーターのイメージはこれだ!

グーナー=アーセナルのファンのこと

グーナーの由来は、アーセナルの愛称「ガナーズ(Gunners)」がもとになっています。

アーセナルの前身であるロイヤル・アーセナルというサッカーチームが軍需工場の労働者によって設立されたことが背景にあります。

そのため、チーム名やマスコットにも大砲が使用されていることが影響しています。

また、イギリス国内だけでなく、世界中のアーセナルサポーターにも共通の自称として認識されています。

ネットやSNS上でもよく見かけますが、試合観戦中に自分たちのことを「グーナー」と呼んでいます。

もっと言ってしまうと、グーナーはただの愛称にとどまらず、アーセナルというチームを深く愛し、アーセナルファミリーの一員として結束力を高める意味合いもあるのですね。

アーセナルが負ければ心の底からチームを鼓舞し、アーセナルが勝てば心の底から歓喜する、いつも変わらぬ支持を送るファンのことを指しているのです。

アーセナルがガナーズと呼ばれる背景

 アーセナルFCが「ガナーズ」と呼ばれるようになった背景は、クラブ創設の歴史が深く関連しています。

アーセナルFCは1886年に設立されましたが、イギリス:ロンドンのウールウィッチ地方にあった工場(Royal Arsenal)の労働者たちによって結成されました。

チーム名は「ロイヤル・アーセナル」と命名され、労働者やその仲間たちを巻き込んで人気が急上昇したのです。

というわけで「ガナーズ」という愛称は、この兵器工場から来ているのですね。

工場労働者は、当時の時代背景から大砲などが身近であったため、「ガンメーカー」や「砲兵」を意味する「ガナーズ」という愛称が自然と定着したのです。

ちなみにアーセナルのエンブレムをよく見てみると、真ん中には大砲がデザインされていますよ。

アーセナルサポーターのイメージはこれだ!

アーセナルFCのファンは、クラブ愛とクラブや選手への厚い情熱を持っています。

特に、アーセナルの試合展開は魅力的で「ビューティフル・ゲーム」と呼ばれるのですが、グーナーはその美しいサッカースタイルに誇りを持っています。

このサッカースタイルは、日本でも有名な監督アーセン・ベンゲル(Jリーグで名古屋グランパスエイトの監督:1995-1996)が編み出した戦術で、流動的なプレースタイルに由来しています。

また、アーセナルのファンはサッカーIQも高く、戦術、選手の特性や技術的な側面について深い理解を持っていることでも有名です。

ファン同士で試合の分析やディスカッションを楽しんでいて、オンラインフォーラムやソーシャルメディアで積極的に意見を交換します。

さらには、アーセナルのファンは長い間タイトルから遠ざかっていても、クラブを支持し続ける愛と微動だにしない忍耐力を兼ね備えています。

彼らは「もう一歩のところまで来ているのに…」と落胆してもおかしくない結果であっても、彼らの一途にアーセナルを鼓舞し続けるのです。

アーセナルファンの広がりはイギリス国内にとどまらず、ロンドンのノース・ロンドンに本拠を置くエミレーツ・スタジアムには、様々な国や文化圏からのファンが集まってくるのです。

まさにアーセナルファミリーですね。

グーナーが愛するアーセナルの移りゆく歴史

ここ近年のアーセナルを指揮した監督と好んだ戦術は以下のとおりです。

監督名/就任年戦術フォーメーション
ジョージ・グラハム (1992/1993 – 1994/1995)ソリッドな守備とカウンターアタック4-4-2
ブルース・リオク
(1995/1996) 
パス重視の攻撃的なサッカー4-4-2
アーセン・べンゲル (1996/1997 – 2017/2018)パスとポゼッションを重視した攻撃的なサッカー4-4-2→4-2-3-1
アンリ・ミシェル
(2018/2019)
プレスからの速攻4-2-3-1
ユネイ・エメリ
(2018/2019 – 2019/2020)
流動的なフォーメーションとプレス4-2-3-1
ミケル・アルテタ
(2019/2020 – 現在)
ポゼッションとビルドアップ4-2-3-1

アーセナルの始まり

アーセナルの歴史的初試合は、1886年12月11日に対イースタン・ワンダラーズです。

結果は、6-0でアーセナルが勝利しました。その後、チーム名はしばらくしてロイヤル・アーセナル(Royal Arsenal)に変更されました。

それでは、ここからは特に注目されたアーセナルの監督の特徴を見ていきましょう。

ベンゲル監督時のアーセナルの特徴

1996年、アーセナルFCはフランス出身のアーセン・ベンゲルを監督に迎えました。彼は前年、Jリーグの名古屋グランパスで監督を務めており、日本でもおなじみの存在でした。

ベンゲルの出現は、イングランドサッカー業界に新たな風を吹かせました。彼は革新的なアプローチと戦術でチームを変革しました。

食事管理やトレーニング方法を見直し、選手たちのフィジカルと技術の能力を最大限に引き出しました。

また、国際的な視野を持ち込み、外国人選手を積極的に起用しました。当時は稲本潤一選手を獲得するなど、話題性もありましたね。

ベンゲルはイギリスサッカーに新たな戦術によって、サッカーファンをうっとりと魅了させるパスワークで相手チームを封じるサッカーを展開しました。

2003-04シーズンにはプレミアリーグで無敗優勝を果たして「インヴィンシブルズ」と称されました。

ベンゲルの手腕で、アーセナルはイギリス国内にとどまらず、ヨーロッパにおいても複数のタイトルを獲得しました。

ウナイ・エメリ監督時のアーセナルの特徴

2018年5月、ウナイ・エメリはベンゲルの後を引き継ぎ、クラブの伝統と期待を背負ってアーセナルFCの監督に就任しました。

エメリはスペイン出身で、戦術的な洞察力で知られています。エメリの指導方法はとても単純明快で、選手たちに明確なハードワークを命じました。

また、エメリ監督の下でアーセナルは今までにない試みを積極的に取り入れつつ、多くの新しい選手を獲得してチームを若返らせました。

しかし、ディフェンスの強化は難航し、一貫したパフォーマンスを維持することは難しかったため、勝っては負け、負けては勝っての繰り返しで不安定な戦績が続いていきました。

2018-2019シーズンでは、アーセナルはプレミアリーグで5位に終わり、UEFAヨーロッパリーグ決勝でライバルのチェルシーに敗れて準優勝に終わりました。

結果論になりますが、このチャンピオンズリーグの出場権を逃すことで「エメリ監督の指導法は間違いであった」と、各メディアやSNSで賛否両論が報じられました。

そしてそのまま2019年11月に、首脳陣から期待された結果を出せなかったことを理由に、エメリ時代はあっという間に終了するのでした。

ミケル・アルテタ時のアーセナルの特徴

2019年12月、ミケル・アルテタはアーセナルFCの監督に就任しました。

彼は2011-2016年にアーセナルの選手として活躍しました。(2014-2015はキャプテンに就任)

アルテタは、ペップ・グアルディオラの下でマンチェスター・シティのアシスタントコーチを務めた経験があり、非常にサッカーIQの高い指導者だったのです。

アルテタは、フレッシュな若手選手を試合で使いながら育てる育成方法を実践していきました。

初年度は、迷いがあったのか一貫性に欠ける場面もありましたが、2020年にはFAカップで優勝し、クラブにとって14回目の優勝という記録を更新しました。

アルテタの指導力はとても効果的で、アーセナルは攻撃と守備が連動するスムーズな試合運びを実践できるチームとなりました。

特に、選手たちの戦術理解力を高めた結果、相手チームが付け入る隙のないポジショニングで、アーセナルのゲームパフォーマンスを向上させました。

グーナーに関するQ&A

ネットやSNSでよく検索されるグーナーに関するQ&Aは以下のとおりです。

  • グーナーを代表する有名人って誰?
  • グーナーが「気持ち悪い」とか「嫌いと」言われるのはなぜ?

それでは一つずつみていきましょう。

グーナーを代表する有名人って誰?

海外の有名人
  • ジェイ・Z: ヒップホップの帝王
  • クリス・マーティン:『コールドプレイ』のボーカリスト
  • リアーナ:
  • デイモン・アルバーン: 『ブラー』のフロントマン
  • デイヴィッド・ギルモア:『ピンクフロイド』のボーカル・ギター
  • ロジャー・ウォルターズ: 『ピンクフロイド』のボーカル・ベース
  • ケビン・コスナー:俳優、映画監督
  • スパイク・リー:映画監督
  • エリザベス女王

などなどが、グーナーを公言している海外の有名人です。

日本人では、タレントのハリー杉山さんが公言されています。

ハリー杉山さんご自身が小さい頃からサッカーをプレイされていて、特にアーセナルの大ファンということもあって、アーセナルサッカースクール東京のアンバサダーに就任されました。

グーナーが「気持ち悪い」とか「嫌い」と言われるのはなぜ?

一部ではありますが、ネットやSNS内でグーナーは気持ち悪いとか、嫌いと言われている理由が以下のとおりです。

  • 熱狂するがゆえに感情の起伏が激しい
  • 敢えて嫌われキャラを演じている
  • アーセナル愛が強過ぎて他クラブを嫌う

グーナーだけに限ってのことではありませんが、アーセナル愛でまわりが見えなくなっている一部の人に対して、冷静なファンが「気持ち悪い…」と思っているのかもしれません。

とはいえ、あくまで個人の見解もありますし、人のことを悪く言うのは避けたいところです。

まとめ:グーナーとはアーセナルファンに対する親しみをこめた愛称です

アーセナルの熱狂的なサポーターのことをグーナーと呼んでいます。

この愛称は、クラブの正式名称「アーセナル・フットボールクラブ」が起源とされ、アーセナルのエンブレムに描かれている大砲(ガン)に由来しています。

グーナーのアーセナルに対する情熱は、試合結果に関わらず常に高いのです。

さらにもっと言ってしまえば、これまでのアーセナルの歴史や伝統を尊重してきましたし、これからのアーセナルの更なる成功を担う重要な存在なのですね。

グーナーとは気持ち悪い

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